ナウゼリンの添付文書より抜粋
表1 ナウゼリン坐剤の薬物動態パラメータ
パラメータ
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Cmax
(ng/mL)
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Tmax(hr)
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T1/2(hr)
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AUC0~24hr
(ng・hr/ml)
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Vd※(L)
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CLtotal※(mL/min)
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投与量30mg
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23.4
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2
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約7
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225.5
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439±67.7
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947±256
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投与量60mg
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43.3
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2
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約7
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396.7
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439±67.7
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947±256
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表2 ナウゼリンドライシロップの薬物動態パラメータ
Cmax
(ng/mL)
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Tmax(hr)
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AUC0~24hr
(ng・hr/ml)
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T1/2(hr)α
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T1/2(hr)β
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Vd※(L)
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CLtotal※(mL/min)
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12.1±3.1
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0.5±0.0
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39.2±10.9
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0.61±0.14
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8.94±2.12
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439±67.7
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947±256
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内服も坐剤も、共に半減期が長く7~9時間は作用が続きます。
ちなみに、坐剤の方がTmaxが長いため、効果の発現が遅れますが、吐き気が強い場合は内服はできないため坐薬を推奨します。
ただし下痢の症状が激しい場合は、内服の方が良い場合もあります。
その時の症状に合わせて剤形を選ぶことが大切です。
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