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報告 : 広報編集委員長 今村葉子
 台風16号が接近する中、第74回九州山口薬学大会が福岡県北九州市小倉にて開催されました。
 暴風の中、移動が困難だった参加者も多数いたであろうにも関わらず、会場内は活気にあふれ、特別講演、市民公開講座、シンポジウム、ランチョンセミナーと忙しく移動し聴講し、また一般演題では九山では初めて口頭発表も取り入れられ、ポスター発表も240件と実に充実した学会でした。
 今回のメインテーマである「今、薬剤師は求められている」~新薬剤師時代、シームレスな医療連携~ということで、様々な角度から研究の成果が発表されていました。
 時代と共に九山で見聞きする単語も様変わりし変化が見られます。在宅、バイタルサイン、災害対策、チーム医療、薬学6年制、実務実習、生涯学習、学校薬剤師、脱法ドラッグetc.、薬剤師が携わる業務は多岐にわたり、各方面での活躍が期待されています。
 学会参加を終え、改めて講演要旨集を紐解き、撮った写真を整理していく中で、これからの業務がより充実したものになるよう研鑚を続けなければと実感しました。

 (社)久留米三井薬剤師会の各委員会からも今回は、口頭発表1件、ポスター発表3件の一般演題を発表しました。
一口に発表と言ってもそこに至るまでには日頃からの活発な委員会活動が根底に流れ、データの集積、分析、考察と頭をひねり、ポスターのデザインを考え、スライドの作成にも頭を悩ませます。
 薬剤師会として会員薬剤師の為に何ができるのか、地域医療に貢献する薬剤師をどのように支援していくのか、未来の仲間となる薬学生の支援、若手薬剤師の育成等、今後薬剤師会に求められる要素も多岐にわたります。このような学会を通して改めて今までの業務を見つめ直し、これからの新しい目標設定の場にもなる九州山口薬学大会であると思います。また来年の九山に向けて積極的に活動を続けていきたいと考えています。


さて、今年の発表は・・・
学術研修委員会(今村)より
K-P-01
         薬局・薬剤師における緊急災害時対策
        ~あなたの薬局は防災対策ありますか~
                          

学術研修委員会(白木)より
G-P-03
    久留米三井薬剤師会における「生涯学習」への取り組み

                                 


実務実習委員会
(古賀)より

医療連携委員会
(福元)より
G-P-14
       (社)久留米三井薬剤師会での薬局における
      薬局実務実習生に対する集合研修の取り組み
     ~地域に密着する薬局薬剤師を育てるために~
                           
0-4-05
口頭発表
             (社)久留米三井薬剤師会における
           プレアボイド報告事例集への取り組み

                               



さぁ今年もたくさん写真を撮りました!!

小倉駅にドーンと

北九州は松本零士の出身地なので♡


←↑スタッフとして働く森田理事と園田理事

レセコンメーカー

軟膏練り機


中央には休憩所

各大学ブース

物産販売

ポスター会場

みなさん熱心に

おっ、見てくださっている♪
おっ、これも♪

16日夜の懇親会

ものすごい人数


AKB?

あいうぉんちゅ~♪

へび~い~♪と福岡県薬がんばりました♪

中井会長を囲んで

市民公開講座では、薬剤師として
今村が司会をしました
 
久留米三井薬剤師会参加者で


 
今回の目玉と言ってもいいでしょう。田川薬剤師会が作った「災害時医療支援車」です。
西日本新聞にも関連記事が掲載されました。
中に入るとすごいです。
分包機が設置され薬棚、発電機、バッテリー、貯水タンクも備え患者情報も医師と共有できるパソコンも設置。
薬剤師3人が寝泊まりしながら5日連続で活動できるそうです。
素晴らしい!!
  



来年の第75回九州山口薬学大会は佐賀市にて開催されます。
くすりが紡ぐ「命の絆」「人の絆」
~地域医療・チーム医療に携わる薬剤師として~
がテーマとなっています。
楽しみですね。